"コイツ"と出会ったのはいつ頃だろう。 物心ついた時には、僕の心に住み着いていたようでいつも自分の頭の中で正論を語ってくる。 いや、正論ではなくて嫌味というのだろう。そして、いつものように思い悩んだ思考の隙間からすぐに現れてくる。 『お前はいつ…

大きなため息といら立ちが募る瞬間だった。 「すみません、○○さんがベットから転落しているので応援お願いします。」 深夜1時ごろ。僕は夜勤勤務中だった。 その日は、落ち着いている日で普段、なかなか寝付けない入居者もすんなり横になったら熟睡するほど…

職場にはいい職員と悪い職員が存在する。どちらも、個人の好みや相性で分けられるものだが悪い職員に関しては、多数の人が「あの人は性格が悪い」と話す。皆、同じ気持ちなのだろう。 ところで僕が個人的に嫌いな職員だが 「口をひらけば悪口や愚痴ばかりを…

「ネタがない」 ブログや小説を執筆する者として、アイデアが思い浮かばないと前に進まない。僕の書く小説はR18禁な物ばかりなので、普段妄想するものからより厳選されてネタを絞り出さなければいけない。 そして今日もいつものごとくネタに困った僕は、金欠…