向いてる仕事に対する考え方

　現在、日本で働いてる人の中で向いてる仕事（適職）についてる人は何%ぐらいなんだろう。個人的に10〜15％ほどだと思う。もしかしたらそれ以下かもしれない。

　就活をして内定をもらい40年以上働く事になる。その中で異動や転職、独立などのフリーランスになる人が多い。フリーランスとかは自分の強みを知ってるから独立できるけど、向いてる仕事ってなんなんだろう。

　働いているとそのワードが頭の中を駆け巡る。「何で向いていない事は直ぐに気付くのに、向いている事は気付けないのか。向いてる事が直ぐにでも分かればこんな苦労もしなくて済むのに、、、」

　学生の頃は好きな仕事、やりたいことが情熱ややる気も満ちているので結果的に向いているんじゃないかって思ってた。

　1年経って改めて考えてみると少しその考え方に訂正したい。確かに好きな事の方がやる気もあるし、熱意もあると思う。けど、好きなことって必ず飽きがくる。どのタイミングかは分からないけど。

だから好きで選ぶと「なんか思ってたのと違う」ってなった際に困る。好きじゃなくなるかもしれない。

　けど、過ごしている中で「これは苦手意識も特になくやりやすいな」って思えるやつが適職のヒントなのかな、って思う。

　好きで動くとちょっと危ない。今好きなだけ、趣味でやるから楽しいだけ。そういったところを少し冷静になって考えた方がいい。

　あとトータルで見た嫌な仕事も部分的な点で「悪くない」って思える事があるかもしれない。それを次に進む時の種にする。

こんな風に悩んでいる人がいれば少しでもタメになればいいな、って思う。