虚無感の三ヶ日出勤
シフト制(年中無休)の仕事をしているとどうしても年末〜三ヶ日には出勤することになる。
その仕事に勤めて早数十年のベテランキャリア勢は「「めんどくさいけどやりますか」なんて心境で仕事ができるかもしれないが、個人的に今年2年目の僕ちゃんには堪えるものがある。
元々、今勤めている会社に関しては嫌すぎる気持ちが1年目からあって、適応障害に陥ったこともあるぐらいだった。ちなみに適応障害に陥ったのが昨年の1月ぐらいの時だった。今では当時、薬を飲んでいたおかげで極度に落ち込むことは無くなったが「皆がお休みの日に仕事をすることがとてつもなく苦痛という事」を伝えたい。
「仕事なんてそんなもん」とよく言われる。なんなら、「甘えだのしっかりやれよ」なんて叱咤される事があった。
けれど、奴隷精神を持って仕事しなきゃいかんのか?逆に洗脳されすぎていないか?心体が安定しているからこそ仕事が上手くいったり楽しかったりするものだと思う。
弱り切った状態でのそういった発言は、さらなるプレッシャーを生み鬱や適応障害だって呼び起こす。
そして付け足していうが、学生の段階でそういった事も頭に入れた状態で就活なんてできると思うか?未来の事なんて分かりもしないのに、社会人になると理不尽を押し付けてくる。
少しは相手に優しくはできないものか…
そんなある日、三ヶ日を連続早番出勤するフロアリーダーに聞いてみた。
「いやね、元旦とかで電車乗るとみんな楽しい会話していて聞いていると虚無感が襲ってくるんだよね…」
普段弱音を全く吐かない人であったが、その日だけは心の底から出た弱音のように聞こえた。
仕事なんてローテーションの中、必ず誰かが当たる。けれど、そういった言葉が出てしまうのは色々な意味で疲れているからだろうか。
最後に。この三ヶ日を出勤してくれた人には感謝しかない。その人たちがいなかったら存在していた思い出も無くなってしまうのだから。
だからこそ、ゆっくり休んで欲しいし来年こそは正月を楽しんでほしいな。